UNIX COMMAND REFERENCE


ファイル操作
コマンド説明
%cd [オプション] [パス名]現在の作業ディレクトリの変更
-L指定されたパスにシンボリックリンクが含まれているとき、このリンクをたどる
-P指定されたパスにシンボリックリンクが含まれていても物理的なディレクトリ構造をたどる
%pwd現在の作業ディレクトリを表示
%ls [オプション] [ファイル名もしくはパス名]ファイルの一覧を表示
-aドットファイルも表示
-A --almost-all「.」と「..」を表示しない
ーb --escape表示できない文字のとき、その文字を8進数によってエスケープして表示
-B --ignore-backupsファイルの先頭が「~」のファイルを表示しない
-C列方向にリスト表示
--colorファイルやディレクトリのタイプによって異なる色で表示
-d --directoryディレクトリが指定されたときそのディレクトリ自身の情報をリスト表示
-D --diredEmacsエディタのdiredモードで使われる情報をあわせて表示
-fディレクトリの中身をソートせずに表示
-F --classifyファイルタイプを示す文字をつけて表示
-G --no-groupロングフォーマットにおいてグループ情報を表示しない
-i --inodeiノード番号もあわせて表示
-kファイルサイズをキロバイト単位で表示
-lファイルの詳細情報を表示
-L --dereferenceシンボリックリンクのときリンク先の情報を表示
-mファイル名ヲコンマで区切って横に表示
-nオーナー名やグループ名はUID/GIDを数値で表示
-o詳細情報を表示するがグループ情報は表示しない
-p --file-type-Fとほぼ同じ(ただし、実行可能ファイルのマーク表示はしない)
-qファイル名の表示できないものを?で表示
-r --reverseソート順を逆に表示
-Rディレクトリの中身も表示
-s --size1kブロック単位でファイルサイズを表示
-Sサイズ順に並べて表示
-t更新時間順でソートして表示
-u最終アクセス順に並べて表示
-Uディレクトリの中身をソートせずに表示
-vファイル名にバージョン番号と思われる数値があるとそのバージョン順に表示
-w画面幅を指定した幅とみなして表示をフォーマット
-x行単位に並べて表示
-X拡張子順にソートして表示
-11行に1ファイルずつ表示
%cp [オプション] コピー元 コピー先ファイルまたはディレクトリの複製
-aファイルの種類や属性をなるべく保ったままコピー
-b --backup=方法上書きや削除されるファイルがあるときバックアップを作成
-d --no-dereferenceシンボリックリンクのときシンボリックリンクをコピー
-f --forceファイルの確認をせずに上書き
-i --interactive上書きされるとき可否を問い合わせる
-l --linkコピーの代わりにハードリンクを作成
-p --preserveコピー元ファイルの情報をできるだけ保持
-P --parentsコピー元がディレクトリのときコピー元として指定したパスをすべて含めた形でコピー
-r指示したディレクトリを再帰的にディレクトリ構造のままコピー
-R --recursive-rとほぼ同じ
--sparse=ポリシースパースファイルの扱いについて指定
-s --symbolic-linkディレクトリ以外はシンボリックリンクを作成
-S 接尾子
--suffix=接尾子
接尾子を用いてバックアップファイルを作成
-u --updateコピー先に存在するファイルがコピー先よりタイムスタンプが新しい場合にコピーしない
-v --verboseコピーの前にファイル名を表示
-V 方法
--version-control=方法
命令方法を指定してバックアップファイルを作成
-x --one-file-systemサブディレクトリも含めてコピーするときコピーするツリーの中に他のファイルシステムをマウントしているサブツリーがあると、サブディレクトリをコピーしない
%mv [オプション] 移動元 移動先ファイルやディレクトリの移動
-b --backup=方法上書きや削除されるときバックアップを作成
-f --force強制的に上書き
-i --interactive上書きの可否を問い合わせる
-u --updateタイムスタンプが新しいまたは同じ場合は移動しない
-v --verbose移動前にファイル名を表示
-S 接尾子
--suffix=接尾子
接尾子を用いてバックアップファイルを表示
-V 方法
--version-control=方法
命令方法を指定してバックアップファイルを作成
%rm [オプション] [ファイル名またはディレクトリ名]ファイルまたはディレクトリの削除
-d --directoryディレクトリを削除するときrmdirシステムコールでなく、unlinkシステムコールを用いて削除
-f --force強制的に削除
-i --interactive問い合わせて削除
-r --recusiveディレクトリの中身を再帰的に削除してディレクトリも削除
-R-rと同じ
-v --verboseファイル名を表示して削除
%mkdir [オプション] パスディレクトリの作成
-m モード
--mode=モード
作成するディレクトリのアクセスモードを"モード"にする
-p --parents指定したディレクトリの途中経路のディレクトリも作成
-v --verboseディレクトリを作成するたびにメッセージを表示
%rmdir [オプション] パスディレクトリの削除
%ln [オプション] リンク先のパス名 [リンクファイルの名前]リンクを作成
-b --backup=方法上書きや削除されるときバックアップを作成
-d
-F
--directory
ディレクトリのハードリンクの作成をスーパーユーザを作成
-f --force強制的に上書き
-i --interactive上書きの可否を問い合わせる
-n --no-dereferenceディレクトリに対してシンボリックリンクしているファイルがリンクファイルとして指定されたときそのファイルは単純なファイルとして取り扱われる
-s --symbolicハードリンクでなくシンボリックリンクを作成
-S 接尾子
--suffix=接尾子
接尾子を用いてバックアップファイルを表示
-v --verboseリンクを作成する前にリンクファイルを表示
-V 方法
--version-control=方法
命令方法を指定してバックアップファイルを作成
%touch [オプション] ファイルファイルのアクセス
修正時刻を現在に更新
-a --time=atime
-time=access
--time=use
アクセス時刻のみ変更
-c --no-createファイルが存在しないときは作成しない
-d --date=時刻timeで指定した時刻を使用
-m --time=mtime
--time=modify
修正時刻のみを変更
-r ファイル名
--reference=ファイル名
参照用に指定したファイルの時刻を使用


ファイル表示
コマンド説明
%cat [オプション] [ファイル名]ファイルの表示(連結)
-A --show-all-v -E -Tオプションを指定したのと同じ
-b --number-noblank空白行以外で1から始まる行番号を付加して出力
-e-v -Eオプションを指定したのと同じ
-E --show-ends行末に$を出力
-n --number空白行も含めて行番号を付加して出力
-s --squeeze-blank2行以上の連続する空白行を1行に圧縮して出力
-t-v -Tオプションを指定したのと同じ
-v --show-nonprintingタブ文字と改行文字を除く表示不可能キャラクタを「^?」および「M-?」に置換
%more [オプション] [-行数] [+/パターン] [+行番号] [ファイル名]ファイルをページ単位で表示
-行数1画面の行数を数値で指定
+/パターンパターンで示した文字列を検索し、それが見つかった行から表示
+行番号表示開始行を指定
-dメッセージを表示
-lファイル中に「^L」がふくまれていても画面表示を続行
-f論理的な行数でカウント
-p一旦画面を消去して次のページを表示
-c-pと同じく次のページを表示するときスクロールを使用しない
-s2行以上の空白行を1行に圧縮
-uアンダーライン表示を禁止
%less指定されたファイルを表示
%clear端末のスクリーンをクリア
%nkf [オプション] [ファイル名]漢字コード変換フィルタ
-jJISコードを出力
-eEUCコードを出力
-sシフトJISコードを出力
-rROT13/47を変換
-wUnicodeを出力
-vバージョンを表示
-m[QB0SL]MIMEを解読
-f?1行?文字になるように整形
-MMIMEに変換(JISにしてからbase64へ変換)
-Lu改行コードをLF(UNIX)に変換
-Lw改行コードをCRLF(Windows)に変換
-Lm改行コードをCR(Mac)に変換
-bバッファリング出力を行う(デフォルト)
-uバッファリングしない
-t何もしない


ファイル権限
コマンド説明
%chmod [オプション] モード文字列 ファイルまたはディレクトリアクセスパーミッションの変更
-c --changesパーミッションの変更されたファイルのみ詳細情報を表示
-f --silent --quietエラーの表示をしない
-v --verbose詳細表示をする
-R --recusiveディレクトリ以下もパーミッション変更
--reference=基準ファイル名基準ファイルとパーミッションを同じにする
%chown <ユーザ> [ファイル名]ユーザがファイルのオーナーになるように変更
%chgrp [オプション] <グループ> <ファイル>ファイルのグループ変更
-c --changes動作詳細情報を表示
-f --silent --quietエラーの表示をしない
-h --no-dereferenceシンボリックリンクのファイル自身を変更
-v --verboseすべてのファイルについて変更もしくはしなかった動作を詳細表示
-Rディレクトリ以下もグループ変更
--reference=file参照したファイルのグループに変更
%umask [オプション] [モード文字列]umask値の表示を設定
-p入力として再利用可能な形でumask表示
-S文字列形式で表示


コマンド補助
コマンド説明
%which [オプション] <コマンド>コマンドのパスを調べる
-a --allマッチする全てのパスを表示
whichコマンドは、コマンドのパスを調べるときに利用する。
このとき調べるコマンドはパスが通っている必要がある。
%man <コマンド><コマンド>のマニュアルを表示
コマンドのパスが通っている必要がある。
%alias エイリアス=コマンド(bシェル系)
%alias エイリアス コマンド(cシェル系)
エイリアス(別名)の設定/確認
コマンドに引数やオプションを含めて別名をつけることができる。引数を指定せずにaliasコマンドを実行した場合は現在の設定を表示する。
エイリアスの解除はunaliasコマンドで行う。
%history [オプション]
%history <表示数>
コマンドの実行履歴を表示
-d Dffset履歴から
-chistoryの内容をクリア
<n><n>個のhistoryを表示
過去に実行したコマンドを表示history自体も履歴に記録される。
%scriptシェルで表示されたものをファイル保存
exitコマンドで実行を停止。typescriptというファイル名で保存される。


説明
ユーザ情報
コマンド
%who [オプション] [am i] [ファイル名]現在ログインしているユーザを表示
-a --allすべての情報を表示
-b -d -login -p -r -t -T -uオプションを指定したのと等価
-b --bootシステムがブートした時刻を表示
-d --dead終了したプロセスについて、プロセスIDや終了時刻、終了コードといった情報を一覧表示
-H --headingヘッダ行を表示
-i --idleアイドル時間を表示(古い指定方法なので-uを使うべき)
--loginシステムログインプロセスの一覧を表示
-l --lookupinitにより起動(spawn)されたアクティブなプロセスの一覧を表示
-r --runlevel現在のランレベルを表示
-s --shortログイン名、ログインしている回線時間のみ表示
-t --time最後にシステムクロックが変更された時刻を表示
-u --usersログイン中のユーザの一覧を表示
%finger [オプション] <ユーザ名> <ユーザ名@ホスト名>ユーザ情報を表示
-s詳細な情報の表示
-l-sより詳細な情報の表示
-mユーザ名を本名で検索しない
fingerコマンドはユーザ情報を表示するときに利用するコマンドである。
%last [オプション]最近ログインしたユーザのリストを表示
-n 表示桁数何行表示させるか指定
-Rhostnameフィールドを表示しない
-aホスト名を最後の欄に表示
-dIPアドレスをホスト名に変換し直して表示
-iリモートホストのIPアドレスを表示
-xシステムのシャットダウン及びランレベル変更の記録も表示
lastコマンドはログイン記録ファイルを参照し、全てのユーザのログイン及びログアウト履歴を新しい順に表示する。
%passwd[オプション] [ユーザ名]ユーザパスワードの変更
-k --keep-tokens期限切れになっていない情報についてはそのまま保持する。
passwdコマンドはログイン時に必要となるユーザパスワードを変更する。root権限が必要なオプションは省略している。
%mesg [オプション]使用中端末への書き込み許可を制御
y端末への書き込みアクセスを許可
n端末への書き込みアクセスを拒否
オプションが与えられなかった場合は、現在のアクセス許可状態を表示する。
%write ユーザ名 [@host] [ttyname]ログインしているほかのユーザにメッセージを送る
writeコマンドは他のユーザの端末にコピーをすることで他のユーザとのメッセージのやりとりを可能にする。
Ctrl + Dで終了する。
%talk ユーザ [tty]他のユーザと会話をする
リモートホストにログインしているユーザを指定したい場合は「ユーザ名@ホスト名」で指定する。相手が複数の端末でログインしている場合は[tty]で指定する事ができる。


説明
日時と計算
コマンド
%date日付を表示
%cal [オプション] [[月] 年]カレンダーを表示
-11つのつきだけ出力(デフォルト)
-3先月・今月・来月を出力
-s日曜日を週の最初の曜日にする
-m月曜日を週の最初の曜日にする
-jユリウス日付を表示
-y今年のカレンダーを表示
%expr計算をする
%bc計算モードになる


説明
プロセス制御
コマンド
%ps [オプション] [t tty番号] [ソートキー] [プロセスID]プロセスの実行状態を調べる
-aすべてのプロセスを表示
-l詳細を表示
-uユーザ名と開始時刻を表示
-jpgidとsidとを表示
-sシグナル形式
-vvm形式
-fプロセスの親子関係をツリー形式で表示
-xターミナルと関連付けされていないプロセスの情報も表示
-S死んだ子プロセスが消費したcpu時間をページフォールとも合計して表示
-ctask_struct中に記録されている実行ファイル名だけ表示
-e実行命令の後ろに環境も表示
-hヘッダを表示しない
-r実行中のプロセスだけを表示
%job [オプション] [ジョブID]ジョブの実行状況を表示する
-PジョブのグループリーダのプロセスIDのみを表示
%% %+カレントジョブを表示
%-直前のジョブを表示
%[ジョブID]指定したジョブIDの状態を表示
%fgフォアグラウンドジョブを切り替える
%bg現在の、または指定したジョブをバックグラウンドで実行する
%stop現在の、または指定したバックグラウンドを一時停止
%kill [[-s] シグナル名または番号] pid
%kill [オプション]
プロセスの強制終了
-l [シグナル名または番号]シグナル名の一覧を表示
-Lシグナル名の一覧を見やすく表示
%nice [オプション]優先順位を変更して実行
-<優先度> -n<優先度>優先度を<優先度>にする


説明
システム状態
コマンド
%exitシェルを終了
%dfパーティションごとのディスクの使用容量を調べる
%uptimeホストの情報を表示
%dmesgシステムメッセージを表示


Filter Tool
head ファイルの先頭から指定行分表示する
tail ファイルの最後から指定行分表示する
nl 余分な空白行を取り除く
uniq 連続する同じ行を1行にまとめる
wc ファイルの行数、単語数、サイズを表示する
sort 並べ替えて表示する
grep 指定のパターンにマッチする行を表示する
tr 文字の置換を行う
tee 入力を標準出力と指定のファイルに書き出す
sed 文字列の置換を行う
find ファイルを検索する
du ディスクの使用量を表示する
tar ファイルを1つのファイルにまとめる、抽出する
gzip
gunzip
ファイルの圧縮と解凍をする(*.gz)
compress ファイルの圧縮をする(*.Z)
uncompress ファイルの解凍をする(*.Z)
zcat 圧縮されたファイルの内容を表示する
uuencode バイナリファイルをプレーンテキストに変換する
uudecode テキストをバイナリに変換する
crypt 暗号化・複合化ツール

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